ヒマつぶし情報
2022.04.15
神春先生を推そうの会
紙袋さんの恋愛事情
紙袋を被った女の子と流されやすい男の子の恋愛話(1/13) pic.twitter.com/gcJFISrIUO
— 神春@【クマ倉さんと僕】1巻発売中🐻🐝 (@kamiharu312) November 23, 2019
とりあえず何も言わずにこのTwitterの漫画を読んでいただきたいのです。
こちらはこのアカウントの主である漫画家・神春先生が2018年に講談社新人漫画賞の特別奨励賞を受賞した記念すべき作品「紙袋さんの恋愛事情」なのです。
主人公が意を決して想い人に告白したはずが、そこにいたのは何故か片想いの相手ではなく紙袋を被った怪しい女生徒だった…というインパクトを感じるしかない強烈な掴みでスタートする本作。
こんなん絵面的にももうギャグやん…読み始めそんな感想を抱く人も少なくないかも知れません。
しかし、これがキュンとする青春ど真ん中のラブコメだと言ったら…?
興味湧いていませんか?
湧いてきますよね?!(最早圧を感じるプレゼン)
私も友人に最初勧められた時はイロモノ漫画かな〜くらいの軽い気持ちで読み始めたんですよ。
それがページを進める毎に「あれ?紙袋さん顔見えないだけで普通に可愛くね?」と思うのだから本当に読んでみないと分からないとはこのことです。
最後まで読んだら主人公の笹原くんも、紙袋さんも大好きになっているはず。
いや、本当に。
クマ倉さんと僕
上記でご紹介した「紙袋さんの恋愛事情」を読んでからちょくちょく神春先生のTwitterをチェックしていまして、2021年から「クマ倉さんと僕」という作品を月刊アクションで連載開始されたことを知ることとなりました。
今回のヒロインはクマを被っているとのこと。
顔が見えないミステリアスヒロイン。紙袋さんと通じるものがありますよね。
こちらも神春先生がご自身のTwitterアカウントでお話を公開されているのでリンクを貼っておきましょう。
クマを被った女子高生と冴えないモブ男子のラブコメ【加筆版】(1/9) pic.twitter.com/KpS2nI3aiI
— 神春@【クマ倉さんと僕】1巻発売中🐻🐝 (@kamiharu312) January 11, 2022
前作の「紙袋さんの恋愛事情」は紙袋さんの存在感に釘付けという感じだったのですが、今回の「クマ倉さんと僕」では主人公の蜂谷くんにも是非注目して頂きたい。
蜂谷くんは担任の先生からすらも名前を覚えて貰えないレベルの存在感が薄い通り越して無レベルの少年なのです。
でも何故かクマ倉さんは蜂谷くんのことを何かと気にかけてくれて、ある事をキッカケにクマ倉さんの秘密を知ってしまった蜂谷くんも彼女を守ろうと奮闘します。
あまりの周囲からの認識されなさに自分は透明なんじゃないかとまで思ってしまう蜂谷くんが、クマ倉さんの存在のお陰(?)で色づいた日々を送れるようになるっていう図式がエモいなと思うんです。
ヒロインとしてのクマ倉さんも勿論魅力的ですが、このストーリーは蜂谷くんの成長物語を見ている感覚の方が強いかも知れません(※個人の感想です)。
思うに神春先生はキャラの内面の魅力を描くのがとてもうまいんですよね。
紙袋さんもクマ倉さんも素顔は美少女ですが(突然のネタバレ)なんていうんでしょう。
顔が露わになる以前からその可愛さに思わずキュンとさせられてしまうのって実はとても凄い事なのではないでしょうか。
そのキャラクタービジュアルのインパクトから出オチ的な印象を受けて読んでいない方がいたらそれはとてももったいないと思います!
ストーリーにも要注目です!
ファンアートが凄い!
ファンアートというとその作品が好きでイラストを描いたりしてその作家さんを応援するというのが一番多く見られる形のような気がします。
実は「紙袋さんの恋愛事情」を読んでその世界観にどハマりして曲を作ってしまった人がいるのですよ!
Google先生で紙袋さんを検索すると上の方に出てくるので見てみたら…
アニメが始まったかと思ったよね(小並感)。
本当にアニメのオープニング曲なんじゃないかというクオリティの作品なので是非色んな方に見て、聴いていただきたいところ。
これはファンアートなので公式作品ではない訳ですが、「クマ倉さんと僕」を読んでいるといつか本当に神春先生の作品がアニメになってこんな風に映像(ファンアートはアニメーションではありませんが)になって動くキャラクターたちが見られる日も遠くないのではないかと思ってしまうんですよね。
是非みんなで神春先生の作品を読んで応援していきましょう!

百合と4コマ漫画をこよなく愛する雑食ヲタク。
ゲームは特に逆転裁判シリーズ、ときめきメモリアル(無印)、ドラクエを好む。
直近でクリアしたゲームは「メンヘラフレシア-Flowering Abyss-」